ただいまインフルBになっておりまして、そのせいかお仕事を休めました。
なかなか時間がなかったのですが、あらすじを一目みて即買ってしまったこちらの本の感想です💕
氷の女王の誘惑 (マグノリアロマンス)~キャリー・ハットン~
<内容紹介>
原題:Seducing the Marquess
周囲からは氷の女王と呼ばれるものの、王子様が出てくるロマンチックなおとぎ話のような恋愛に憧れる気持ちは少女のころから変わらずにある。
けれど、自分の結婚はビジネス上の取り決めだと、ユージニアは侯爵である夫デヴォンと自分の関係を割り切るしかなかった。
夫の愛人の訃報を聞いたとき、ついに夫婦の関係は変わる、王子様を自分のものにしたいという気持ちがユージニアにわいてくる。
夫に新しい愛人を囲ってほしくないユージニアは、書店で見つけた『寝室の秘密』という本を読み、彼を誘惑しようと決めて──。
<感想>
侯爵夫人となったユージニアは、本当は奔放な性格なのですが、厳格な母親に抑えつけられながら育ちます。一方、侯爵のデヴォンも、妻は労わるもので妻に己の欲情をぶつけてはいけない、欲望は愛人と満たせ、という亡き父の教えの通り、愛人を囲っていました。デヴォンは男としての魅力にあふれながらも、その性欲を妻には吐き出せずにいたんですよね。
それが、ユージニアがある日書店で、『寝室の秘密』という本に出合ってから変わります✨
本来のユージニアは、社交界でつけられたあだ名、「氷の女王」なんかではない、熱い心の持ち主です。愛人がいなくなった今、夫のデヴォンの愛を取り戻そうと、画策するんです。そんなユージニアの魅力にどんどん惹かれていくデヴォン。
デヴォンは、妻に欲望を抱いてはいけないと思い、どんどん追い詰められていくんです。
その過程や二人のやり取りがとっても面白くて✨
二人の愛の営みは、世継ぎを設けるために毎週、月曜日、木曜日、土曜日の週3日に、デヴォンがユージニアの寝室を訪れると決まっています。
それも口づけを2回ほどした後、クリームの手を借りて挿入し子作りをするという味気ないもの。その関係を変えようとするユージニアがまたすごく可愛いの。
そして、とうとうデヴォンが、今日は水曜日だけど寝室を訪れていいか?って聞くのです。
もうもう、爆笑しちゃいました✨
そして二人がとうとう欲望のままに結ばれるときは、最高にHOTでした💕
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